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最後の旅路へ

最終さくら

2月28日付けの朝日新聞記事

 寝台特急「さくら」(長崎―東京)と「あさかぜ」(下関―東京)の最後の日を迎えた。28日午後4時50分、それぞれJR長崎、下関駅から、最後の雄姿を見ようと集まったたくさんのファンに見守られながら東京へ旅立った。

これは長崎駅下関駅での出発式の記事ですが、東京駅はもっとすごいことになっていたようです。私は横浜駅で最後の下り「さくら」を見送ったのですが、ここでさえこんな様子になっていました。
今回「さくら」と「あさかぜ」が廃止になるのは、到着時間や運賃で飛行機や新幹線に対抗できず、かといって「カシオペア」のようにそれに乗ること自体が目的になるような列車にすることも、会社としての投資効率を考えるとできなかったのが大きな原因で、私自身も正直乗ろうと思ったことがほとんどありません。
ただ、やむをえないとは言っても、約50年の歴史を持つ列車が消えるのを見るのはやはり寂しいものです。