土曜日のエントリーで昔の都電について触れたので、今日は昭和40年代の都電を写した写真集を紹介します。
それは昨年末に出版された天野洋一氏の「都電 懐かしの街角」です。単なる都電車両の記録ではなく、様々な場所、様々なアングルで都電とその時代を捉えていて、鉄道好きの方でなくても見ていて面白い写真集です。
それにしても、建物そのものだけではなく、そこに付いた看板にある銀行の名前も今では見ることの出来ないものが多いのに時代を感じます。営団地下鉄のSマークすら過去のものになったんですね…
天野氏は残念ながら去年2月に亡くなられましたが、かつての勤務先である相鉄についてもかなりの数の写真を残されたと聞いていますので、沿線出身者としては相鉄写真集がぜひ出て欲しいと思っています。
