前回ご覧いただいた二七広場からのアップダウンが終わると、大連市電203路は2004年までは終点だった寺儿溝に到着します。この電停を過ぎたあたりが203路で一番庶民的なエリアといった感じです。まずは寺儿溝電停からすぐの春生街の光景をご覧下さい。
この通りの両側には主に野菜や果物を売る屋台が並び、ちょっとした朝市になっています。近所から歩いてきた人だけでなく、新興住宅地から来たのでしょうか、高そな車に乗った夫婦が屋台の前に横付けして買い物をしていったりしていました。そんな朝市の間から通り過ぎる路面電車を狙います。完全な順光になるのは昼ちょっと前くらいなのですが、粘っても昼過ぎにはほとんど店じまいになってしまうのでご注意下さい。
