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津鉄混合列車入れ換え

100918 下り方から上り方へ回るDD53 2

先日の三連休、友人に誘われて五所川原、函館と撮影ツアーに参加してきました。まずは一日目、津軽鉄道混合列車の撮影です。今回は80周年イベント時とは違い、客車の一両をまもなく検査期限を迎えるというナハフ1203にしてのチャーター運行です。残念ながらこの日は夕方までずっと曇り空、走行写真はいまいちだったので、終点津軽中里での機回しの光景をご覧下さい。
ちなみに津鉄の混合列車では、万が一に備え貨車は必ず最後尾にすると決めているそうです。本線と機回し線の2本しかないこの駅でどうやって付け替えているのかと思ったらほとんどパズルのようでした。まず津軽中里に到着すると、1枚目の写真のように機回し線を通って編成の上り方に機関車を回します。

100918 タム501を機回し線に押し込むDD53 2

編成の上り方に回ると、次に貨車だけを牽いて貨車を機回し線に運びます。2枚目の写真は機回し線に貨車を押し込む途中の光景です。

100918 客車を機回し線に回す津鉄DD53 2

貨車を機回し線に残して再び本線に機関車を戻すと、3枚目の写真のように今度は残る客車を繋げ、客車を繋いだまま機回し線に編成を回します。そして機回し線の貨車に後退で連結、貨車を最後尾にした編成を組成してまた本線に戻る、という手順でした。この間約15分、踏切待ちの皆様には大変申し訳ないのですが、踏切のゴングが鳴り続ける中の入れ換え作業は見ていて飽きないものでした。