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三道嶺の通勤SL

151228 月と通勤用蒸機

一昨年(2014年)に引き続き、この年末はまた小竹直人氏の案内で中国は新疆ウイグル自治区哈密市(Hami)にある三道嶺炭鉱(Sandaoling Coal Mine)の蒸気機関車撮影に出かけてきました。三道嶺は今回で4回目の訪問になりますが、暖冬傾向は中国でも同じだったのか日中の気温が0度近くまで上がる暖かな日々でした。

さて、これまで有蓋貨車で運転されていた東剥離(Dongboli)駅からの通勤列車ですが、鉄道員以外の輸送がなくなったとかで、ついに機関車単機になっていました。写真は月の下で点検中の通勤列車用機関車です。

151228 通勤機関車に乗り込む鉄道員たち

通勤列車の発車は午前8時30分から40分ごろ、日によって前後します。ウイグルは北京から実質2時間以上の時差があるのでこの時間はまだ夜明け前です。出発時間が近くなり、機関車に鉄道員が集まり始めました。単機での通勤列車というのはつまり、みなを運転席に詰め込んでいくということです。数人とはいえかなりの密集具合のようでした。

151228 夜明け前の羊肉包子の店にて

ちなみに毎日の朝食はホテルから現場に向かう途中にある店の羊肉の肉まんです。蒸かしたてがたまりません。