ピンチ商会はてな本店

鉄道ネタ各種

05-06中国蒸機・窯街渓谷であえぐ

051230窯街渓谷

大変遅くなりましたが、今回からしばらく年末年始の中国蒸機写真をご覧いただきます。まずは12/30のエントリーで現地報告した、国鉄蘭青線・海石湾駅から延びる専用線です。海外サイトなどでは"YaoJie Railway(窯街鉄路)"などと紹介されていますが、どうやら正式には窯街煤電専用線ということらしいです。(参考リンク
この線のハイライトは海石湾と窯街の中間近く、黄土で出来た土地が長年にわたって水に削られて出来た深い渓谷沿いに走るところでしょう。この日は8時から待っていたのに窯街から蒸機がなかなか登って来ず、逆に入替用のオレンジ色の凸形ディーゼル機関車が海石湾側からやって来て、「もしやもう蒸機はなくなったのか?」と心配になってしまいました。
そろそろ昼になろうかという時間、もやなのか黄砂なのか、遠景がぼんやりかすむ中を蒸機列車はようやくやって来ましたが…この日の荷は単機の上游には文字通り荷が重かったらしく、サミット直前のこの地点でほとんど歩くような速度になり、この写真から少し進んだところでとうとう登れなくなってしまいました。