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鉄道ネタ各種

05-06中国蒸機・絶気で通過

060103黄河沿いの混合列車

1月3日、いよいよ今回の中国蒸機訪問旅行も実質最終日です。この日は甘粛省のダムの街、劉家峡(Liujiaxia)から国鉄河口南(Hekounan)までを走る通称"劉家峡鉄路"、正式には"中国水利水電第四工程局(略称・水電四局)"の鉄道線を訪ねました。向かったのは大川(Dachuan)〜孔家恃(Kongjiashi)間の黄河のほとりです。劉家峡の隣駅、機関区のある古城(Gucheng)を過ぎると並行道路がなく、やがて道は小さな集落に入り私たちのバスでは進めないほどの道幅とカーブになったため、そこからは歩いて現場に向かいました。天気はいまいちすっきりしないものの、ゆったりと流れる黄河を前に期待が高まりました。
…と言ってもすでに現地からのエントリーでオチはご存知ですね。ご覧の通りの見事な絶気でした。どうも画面左に写っているトンネルを抜けてからが力行区間らしいです。次に来るようなことがあれば、すぐ近くの渡し船(9元)で対岸に渡ってトンネルの向こうに行こうという話になりました。(ちなみに船頭曰く「この前イギリス人を乗せた」だそうです。)