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旧郵電局

070921大連市電勝利橋郵電局前

勝利橋を挟んで旧ロシア人街の反対側に位置する旧勝利橋郵電局は、元をたどれば1929年に日本が建てた大連郵政局で、大連市電203路を走る3000型とだいたい同世代、クラシカルな電車に似合う建物です。後ろにぎらつくホテルニッコーとまた不釣り合いなのも否めませんが・・・
「旧郵電局」と書いたのは、今では郵便事業と電話事業の分離で電話会社の中国網通勝利橋営業庁になっているからで、郵便局は追い出されて左後ろのビルの1階に引っ越した形になっています。まだこの引っ越しはあまり浸透していないのか、この建物の前から撮影している時、月餅を実家に送ろうとした客を乗せたタクシーが前に乗り付けてきていました。