山脈を背に

今残る中国蒸機路線の中で交通不便な三道嶺（Sandaoling）煤業が人気があるのは、なんといっても天山山脈を背に走る蒸機が撮れるところでしょう。とは言っても山脈が見えるのは冬の空気が澄んだ日だけで、風が吹けば山はくっきり見えますが今度は蒸気機関車の煙が流れてしまう、なかなか悩ましいところです。この日は風がないわりに比較的山が見えて、来た甲斐があるというものでした。写真は露天礦に降りる列車の西駅発車直後のものです。もう少し山に雪があればと思うのはぜいたくというものでしょうね。