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鉄道ネタ各種

制限高1.5メートル×200メートル

100620 高輪ガード第一京浜側入口

先月の話になりますが、泉岳寺駅近くにあるJRの高輪ガードを見に行ってきました。制限高さ1.5メートルというその低さ、噂はかねがね聞いていたのですが、実際にその場に来てみると低さと長さに圧倒されました。第一京浜側から京浜東北線山手線東海道上り線品川車両基地東海道下り線横須賀線とくぐり抜け、東海道新幹線の高輪橋橋梁も含めると延長約200メートルにも及ぶガード下は、ほとんどトンネルのようです。

100620 高輪ガードを走るクルマ

高さ制限1.5メートルのこのガード下、実際の高さはもう少しありますが、身長約170cmの私の場合首を曲げずに歩くことは出来ません。そんな道にもかかわらず、抜け道として使われているらしく通過する車や人が意外に多いのには驚きました。

100620 高輪ガードから地上への出口

JR東日本からは、東北・常磐線東海道線の直通工事の終了後に品川車両基地を縮小し、再開発を行うことが既に「グループビジョン2020」で発表(該当部分PDF)されています。かつて名門機関区と呼ばれた東京機関区もすでになく、今残る田町車両センターの留置線が整理され、ピカピカのオフィス・商業街が出現するころには、この低いガードもその姿を消すのでしょう。