本年2010年は津軽鉄道が開業80周年ということで、この月末にいろいろとイベントが企画されています（→特設サイト）。その中に「復刻貨物列車運行」の文字を見てこれは行かなくてはと思って見ると、朝に五所川原から津軽飯詰を往復するダイヤでした。
津軽鉄道は五所川原から東に走り、五農高前の手前で大きく左にカーブ、そこからは北上する線形です。信号ケーブルは下り列車で向かって右側に終点津軽中里までほぼずっと続いています。つまり南側から東側に電線が張り付いているということです。となると朝順光で撮れる撮影地はないのでは…と思い、先日運転時間に合わせて確認してみましたが、編成を見せるカットは順光ではやはり無理という結論でした。（注：五所川原から十川の間の鉄橋までは、そもそも撮れそうにないと確認していません）
そうは言ってもせっかく苦労して走らせてくれるこの列車、なんとか撮りたいとロケハンして探したのはここ十川〜五農高前の岩木山バックの撮影地です。日時は8/6の7:50、レンズは120mmです。正面にはなんとか日が当たっています。
ちなみに撮影地の全景はこんな感じ。広域農道から入った線路北側の農道からの撮影で、鉄塔と建物の隙間を縫うような撮影地です。鉄塔の手前にも道がある（そこからだと岩木山が小さく写る）ので、そこに入られたらアウトというところも厳しいですね。そもそも貨物の4両編成が入るかどうかが心配ではあります。
