以前ご覧いただいた相馬会社もそうですが、函館は末広町から大町にかけて古い建物が点在しています。ここ末広町電停のそばに建つ高田印刷の建物も元をたどると金森回生堂という大正末建築の店舗で、この一帯は今は赤レンガ倉庫で有名な金森の建物が多く集まっていたとのことです。
他の建物ほど迫力はないこの建物ですが、青空の下の電停との組み合わせは港町らしい爽やかな光景でした。残念ながら次に来た電車で駒場車庫に向かったため電車の入った写真は撮れませんでした。またの機会ですね。
おまけで乗車した湯の川行きの2001号車の車内光景も。函館駅前で観光客の多くが降りると車内はちょっと落ち着いた感じになります。