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新駅開業日のレールバス

101204 夕景に並ぶ南部縦貫鉄道レールバス

東北新幹線新青森延伸開業から1ヶ月、八戸以北の延伸区間の年末年始輸送実績は対前年で18%増と、多くの人たちが帰省に観光に新幹線を利用したようです。ところで延伸で真っ先に私の頭に浮かんだのは、「これで七戸のレールバスが近くなる!」ということでした。

ということで友人の誘いに乗り、開業日の12月4日、9時前に東京を出るはやてで出発、途中徐行はあったものの、強風による盛岡以南の運転見合わせの直前に八戸を過ぎ、無事七戸十和田駅に到着しました。
この日は新駅開業に合わせてレールバスが一般公開され、昼過ぎから晴れ間を狙っては撮影をしました。写真は車庫に入る前、夕景の中で並ぶ姿です。

101204 レールバスの窓に映る夕空

続いてレールバスの窓に映る夕空の写真を一枚。新幹線延伸に望みを繋ぎながらそれを待つことなく廃止になった南部縦貫鉄道の歴史を思うと感慨深いものがあります。廃止にならなかったら時代を超越したような形で残ることはなかったでしょうが…。

101205 下り列車入線の七戸十和田駅

おまけで下り列車が入線する七戸十和田駅の構内写真も一枚。翌日に十鉄、そして再びレールバスと撮影した帰りの際の撮影です。木を生かした曲線の飾り屋根が青森らしさを表現しています。