先日のギャルリー・トラン・デュ・モンドでの鉄道写真展にご来場いただいた皆様、お越しいただきましてありがとうございました。全般に好評をいただいたようで、大変ありがたいことです。そうは言いながらも、今回の「日本の四季と鉄道」というテーマは、その作品の優劣を別にすれば誰にも好まれるものなのは確かですので、これに慢心せずいきたいものだと思っています。なかなか難しいのですけどね。
さて、そんなわけで今回の写真展、遠来のメンバーが浅草に泊まるというので、私も浅草に泊まることにします。1泊3500円ということでネットで予約してやって来た一富士旅館はなんと浅草寺の境内のすぐ隣にありました。夜10時ともなると観光客も境内からいなくなり、立地を考えるとずいぶんと静かな雰囲気です。
旅館の入口にはお客さんからの手紙が数多く貼ってあります。日本語はもちろん、英語で書かれたものまであって、築50年というこの旅館が愛されているのがよく分かります。
和室は布団ではなくてベッドになっていました。海外客が結構多いのでしょうね。経営するご夫婦も丁寧な応対で、なんだかしみじみした一夜でした。