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綏棱の混合列車

121229 混合のチャーター列車

もう年が明けて一月半経ってしまいましたが、年末年始に出かけてきた時の写真をご覧いただきます。今回の旅行は昨年5月に続き小竹直人氏からお誘いをいただいて出かけてきたのものなのですが、さすがに寒かったです。

まず訪問したのは黒竜江省・綏棱林業局鉄路(Suileng Forestry Railway)です。森林鉄道自体は活発に動いているのですが、さすがにディーゼル機関車への移行は完了しており、残っているC2蒸気機関車をチャーターしての撮影です。初日の編成はご覧の通り機関車にタンク車2両、客車、そして車掌車という混合編成です。この編成の前にディーゼル機関車を繋げ、客車に乗って奥に向かって走りながら各地で撮影という形です。

121230 鉄橋を渡る列車

翌日は森林鉄道らしく木材を載せた無蓋車3両に客車、車掌車という編成になりました。アップにして運材列車風に撮影します。実は撮影場所は川の上、凍結はしているもののじんわりと水が出てきてちょっと危ないなという感じだったところに、近くにいた方が片足氷を踏み抜いてしまい、たいへん驚きました。(撮影後に車掌車で乾かしていました…)

121230 夕日と混合列車

最後は夕日を入れて後追いで。薄赤く染まった空に煙がたなびく景色はいいものですね。残念ながら綏棱滞在の二日間、青空には巡り会えませんでしたが、なかなかの体験でした。

121230 凍結した窓

ちなみに気温は日中でだいたいマイナス20度くらい、移動の客車内に暖房はなく寒いは寒いのですが、人からの水蒸気は意外に出るもので、ガラスは凍結状態になっていました。