3月も後半、月内にもう1回くらいは更新しておきたいところです。さすがにここで正月の写真というのもなんですので、先月の岩手開発鉄道の雪晴れの写真をご覧いただこうかと思います。貨物専業ということでなかなか訪れる機会がなく、今回が初訪問です。
そんなわけで盛のサンリアSC前から岩手県交通の五葉温泉行き(日頃市線)バスに乗って長安寺にやってきました。中井行きか盛岡行きなら国道から線路が別れる近くのバス停(田代屋敷)まで行けるのですが、バス時刻の都合でここからのスタートです。
駅の岩手石橋側にある踏切横からの風景がなかなかいい感じなので山を背景に撮ることにします。待つこと30分ほど、赤崎のセメント工場へ送られる石灰石を満載して上り列車がやってきました。
長安寺から岩手石橋側に数分歩いた先の橋の上から盛川とともに一枚。青空を映した川の色がいい感じです。
さらに国道を進み、大きく左カーブを切るあたりで線路は盛川と大きく近づきます。国道から脇に逸れる踏切から線路を見ると川といっしょにカーブする列車が狙えます。昼の太陽に半逆光で照らされてカーブを走る貨物列車、長編成の魅力です。順光になる夕方にも撮ろうとしましたが、この時期は山陰に入ってしまいますね。
おまけで盛駅のホームの写真を載せておきます。岩手開発鉄道はここ盛だけではなく長安寺、日頃市、岩手石橋と旅客時代のホームと駅舎がそのまま残っています。旅客営業時代に来ておけばよかったと思う木造の好ましい感じの待合室です。