栗原軌道株式会社としてくりでんが創立されてから12月15日でちょうど100年、くりはら田園鉄道公園(旧くりはら田園鉄道若柳駅)でイベントがあると知り訪問してきました。
保存車両への乗車体験会は通常11月に終わるので、12月中旬の運転は貴重です。ときおり白鳥や雁が空を行き交う中をKD95型がゆっくりと走ります。
1ヶ所だけ線路南側が抜けているところを縦位置で。鉄道公園としての整備に伴って線路両側に柵ができましたが、幸い南側は目立たず背の低い金網フェンスにしてくれたので悪くない感じで撮影できました。
乗車体験会の切符も今回は創立100周年祭の特別バージョンでした。
昨年4月に開館したくりでんミュージアムにも100周年の文字があります。
くりでんミュージアムは本館と車庫を改装した展示スペースで構成されています。車庫に入ったのは廃線から2年後の2009年(同年11月に記事あります)以来で、現役時そのままだった当時と比べると綺麗に整備されて博物館らしい空間になっていました。
車庫の一角には整備用の工作機械が残されていました。翌日のデモンストレーションに向けて機械の様子をOBの方が確認中です。