今回の北海道旅行は初めて長距離フェリーに乗ってきました。日本から寝台列車がほとんど姿を消した今、目覚めると遠くに来ている体験を味わえるのは長距離フェリーなのではないかということでの乗船です。
今回は苫小牧発着の便を利用したのですが、ちょうど帰路につく頃に東洋経済オンラインに長距離フェリーの良さについての記事が掲載になっていて、あまりのタイミングの良さに行動を見透かされたような気分になってしまいました。
こちらは大洗から苫小牧まで乗船した商船三井フェリー「さんふらわあ ふらの」のプロムナード部分です。2017年就航のまだ新しい船はかつてのフェリーのイメージとはだいぶ違っていました。
こちらは帰りに苫小牧から経由地の仙台まで（船自体は名古屋行き）乗船した太平洋フェリー「きたかみ」のロビー部分です。こちらも2018年就航ということで新しさが感じられる船内です。朝風呂に入って湯上がりにのんびり太平洋を眺めるのは実に気持ちのいいものでした。
本当は大浴場なども紹介したいところなのですが、さすがに写真を撮ることはできませんでしたので、ぜひ各フェリー会社の公式ページを見てみて下さい。
寝台は往復とも相部屋の中で半分個室のようになったタイプを利用しました。こちらが「さんふらわあ ふらの」の「コンフォート」です。
そしてこちらが「きたかみ」の「エコノミー」になります。最近増えてきた進化型のカプセルホテルに似た感じでなかなか快適に過ごせます。問題はこれらの船室が船の内側にあってGPS衛星の信号が届かなかったことで、旅行で必ず移動ログを取っている私としては、せっかくの航路の記録が不完全に終わったことだけが今回残念なところでした。次はGPSのためだけに個室に乗るしかないかと思っています。
（7/30追記）最後に日本長距離フェリー協会の航路一覧ページへのリンクを追加しました。
