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北京の撮影地・落坡嶺訪問(その1)

191230 地鉄苹果園站巴士站

北京市内の鉄道写真撮影地というと北京駅を出発する列車が撮影できる北京城東南角楼が有名で、日本語で検索するとあまり他の撮影地情報が出て来ません。今回北京市西部郊外にある落坡嶺(落坡岭・Luopoling)を訪れたので、行き方について備忘を兼ねて書いておきます。

191230 巴士站遠望

高徳地図で表示

北京中心部から落坡嶺に行くには北京地下鉄1号線終点の苹果園(苹果园)から出ているバスに乗ることになります。落坡嶺へ向かう路線のバス停は駅を出てすぐではなく、大通りを右(西)に少し歩いた売店の前(上の地図の場所)でした。最初よく分からずに駅前をうろうろしてしまい、写真のバス停を見つけた時はほっとしました。

191230 北京929路線図

ここからは色々な系統のバスが出発しますがどれも落坡嶺を経由するようなので、念のためバス停に書かれた路線図を確認した上で最初に来たバスに乗って問題ないでしょう。途中で地下鉄6号線終点の金安橋(金安桥)駅のすぐ近くを通るので、地下鉄からの乗換はそちらでも大丈夫です。

ちなみに「高徳地図」アプリ( iOS / Android )を使うと路線検索の結果から路線図とそこを走っているバスのおおよその現在位置まで表示されるので、今回の訪問では大変役に立ちました。(Google地図は中国では測地系の関係で未だにかなりズレて表示されるのでお薦めできません)

191230 落坡嶺巴士站

バスは市街地からやがて山の中に入ってゆきます。苹果園から約1時間半、落坡嶺のバス停に到着しました。

191230 落坡嶺住宅地

バス停の裏から住宅地の中に入ってゆきます。周辺に食堂や食料品店らしきものは見当たらず、念のためカロリーメイトと飲み物を持参して正解でした。

191230 丘の上への登り口

前の写真に写っている集合住宅の裏から細い道を上ってゆきます。丘の上に見える古い砦跡が撮影地になります。

高徳地図で表示

地図だと撮影地はこんな感じ、まさに永定河を望む崖の上です。

(1月14日追記:表示している地図がOpen Street Mapなのは百度地図や高徳地図が埋め込めなかった代わりです)