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まだ通れた高輪の低ガード

200627 高輪側から見た高輪橋架道橋下区道

水路の転用のため高さ制限1.5メートルという低さが有名だった泉岳寺の高輪ガード下道路なのですが、JR品川車両基地跡の再開発に合わせて北側に新たな道路が通ることになりました。去年春ごろにはこの4月に通行止めになるという記事がいくつか出ていて、てっきりもう完全閉鎖されたと思い込んでいたところ、歩行者はまだ通れると聞いてこの週末に見に行ってきました。

200627 高輪橋架道橋下区道高輪側入口

都営地下鉄泉岳寺駅を出てすぐ、高輪側から入ります。入口自体はあまり変わっていませんが、両側にあったビルはすでに姿を消しています。

200627 高輪ガード跡

前回ここでこうやって写真を撮ったのは2010年6月、なんと10年ぶりです(2010年7月22日記事参照)。当時は鉄製のガードが続いていましたが、京浜東北線の線路付け替えとともにガードもなくなっていました。
港区の「第二東西連絡道路の整備」ページにあった昨年11月の工事説明会資料( PDF )に書かれたスケジュールを見ると、2026年まではガード下道路は残るものの、工事の進展に合わせて両端部分の切替が進み、今の道路をそのまま通れるのはあと2〜3年といったところのようです。

www.city.minato.tokyo.jp

2枚目の写真とは逆に芝浦側からも撮ってみます。

200627 芝浦側から見た高輪橋架道橋下区道

新幹線架道橋の下のこの辺りが一番低くなっている場所で、少し背中を丸めての撮影です。

200627 出入口閉鎖

かつての地上出口に掲げられた品川運転所長名の看板は10年前の記事にも載せています。道路から地上への出口が閉鎖になってかなりの年月が経っていますが、その道路そのものもやがて閉鎖となります。

200627 高輪ゲ駅ホームを見下ろす

ついでに新駅も見に行ってきました。大屋根の下でホームに入る電車を眺められるのはいいですね。COVID-19の関係で駅前のイベントも開催延期となっており、ここにいるのはほぼ駅そのものの見物客といった感じでした。