先日箱根に泊まってきました。昨年10月の台風による登山電車の不通にCOVID-19と厳しい状況にある中での訪問です。
箱根登山鉄道の方は順調に復旧工事が進んでいて、5月には箱根湯本側から試運転を開始、訪れる直前には宮ノ下から強羅が復旧して全線試運転が始まっていました。
ということで今回の復旧区間を中心に試運転列車を撮影してきました。日の当たる時間の少ない場所ではアジサイもまだきれいに残っています。
全線が繋がったので試運転は古豪モハ1形から最新の3000形アレグラ号までの全車両の中から日によって交代で行えるようになりました。雨の中をアレグラ号がゆっくりと走って来ます。
彫刻の森美術館沿い、まだ彩りの残っているアジサイを選んで上り電車を撮影します。試運転はどうも昼過ぎで終わりらしく、この日もこの電車が最後の撮影になりました。
代行バスは箱根湯本〜強羅ノンストップ便は観光バス車両、各駅停車は路線バス車両となっており、湯本から小涌谷までは通常の箱根登山鉄道の路線バスにも乗れる形になっていました。7月23日の全線営業再開まであと3日、代行バスもようやくお役御免です。