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鉄道ネタ各種

2020年1月、三道嶺の煙(その3)

200104 赤い天山山脈と露天鉱の蒸機

三道嶺炭鉱(Sandaoling Coal Mine)、今回は天山山脈と煙です。新疆ウイグル自治区は北京から実質の時差が2時間以上、朝10時の光はまだ赤みを帯びています。山が赤みを帯びているうちに露天鉱の中に光が届く短い時間帯と列車が登ってくるタイミングがなかなか合わず、今回もこの1枚だけでした。

200104 坑口の直線を登る

こちらは坑口(Kengkou)駅近くの定番ポイント、天山山脈を背に露天鉱を登る最後の直線です。三道嶺もすっかり有名になり、別の撮影隊が来ているのが普通になりました。そういうことでよく見ると別の撮影者が背景に写っていますね。

200104 坑口撮影風景

ということで、この時の撮影現場はこんな感じでした。台湾からの女性写真愛好家(鉄道ファンというわけではない)ツアーが混じっての撮影です。さすがに女性ツアーの方々は地味な我々とは服装の彩度が違います。

200101 蒸気機関車を指さす子どもたち

もちろん近辺に住む人も蒸気機関車を眺めに来たりしています。やがて消えるこの光景をこの子たちはちゃんと覚えていてくれるでしょうか。