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かしてつキハ601音の旅(4終)

今日は鹿島鉄道の終点、鉾田へ向かいます。
借宿前を出発したキハ601は、切り通しを過ぎると畑と森を交互に過ぎてゆき、フッと風景が開けると最後の交換駅、巴川です。今ではその音を聞くことも少なくなった旧国鉄のDMH17エンジンをアイドリングさせ、対向列車を待っています。
いよいよ鹿島鉄道音の旅も終わりに近づきました。あとは鉾田に向かって平野を淡々と進んで行きます。午前6時46分、5列車はすっかり明るくなった朝の鉾田に到着です。独特のファサードを持つ木造駅舎をじっくり眺める間もなく、キハ601は5分で上り8列車として折り返すことになります。