12月30日、この日は夜行列車で到着した蘭州駅から車で約1時間半、白銀（Baiyin）にやってきました。蘭州市内ではスモッグでなんとなく淀んでいた空も、白銀に着く頃にはすっかり青くなりました。今回の目的は、郊外にある白銀有色公司の蒸機撮影です。
貨物列車の時間がすぐだというので、事務所での許可は後回しにしてまずは撮影をしたのですが、どうもこれがまずかったらしく白銀の外事弁務室に連絡が行ってしまい。弁務室の許可が必要ということで市内にとんぼ返りすることに。私たちは四龍路沿いにある弁務室前でじっと許可の連絡を待つことになり、しかたないのでバスの周辺を撮っていました。すぐに客車列車がないことは分かっていたので、この時はまだ余裕だったのです。
しかしガイドが最初に聞いていた30分はとっくに過ぎ、1時間も経過してしまいました。許可が出たのはいよいよまずいという時間になってからです。遅れたのはどうも弁務室の面子の関係だったような感じです。それでもサービスなのか、写真の通り通勤列車の時刻表をくれました。見ると市街側の銀山駅を357列車が15:15に発車します。現在時刻は14:54、なんとか間に合わそうと私たちの乗ったバスはスピードを上げました。
