十和田観光電鉄最終日、この日は三沢、七百、十和田市の各駅で最終日の式典が行われました。沿線で前回ご覧いただいた走行写真を撮った後にやってきた七百駅、待合室の掲示板にはチョークで別れの言葉が書かれていました。
七百での列車運行終了式典は車庫の中でした。三沢と十和田市がどうだったかは分からないのですが、七百は関係者と近所の方々が名残を惜しむしみじみしたものでした。聞いた話では社長は鉄道事業に思い入れがあった方のようで、挨拶する目は心なしか潤んでいるようでした。
駅の整備などに協力していた地元老人会の方々も最終日の見送りにやって来ていました。いろいろと思い出しながらでしょうか、出発する電車に向かって手を振ります。