さて、そんなわけで朝もやの会津若松から会津川口行きに乗り込み、会津宮下〜早戸の第三只見川橋梁に向かいます。ボックスの向かいの席に乗り合わせた神戸から初めて只見線にいらした方と話をすると、やはり第三橋梁狙いとのこと。彼は今年のポスターにもなった正面からのアングルに早戸から歩いてゆくということで、会津宮下で健闘を祈って別れました。
迎えに来てくれた知人の車で旧道からのポイントに通過2時間前に到着すると、すでにほとんど立錐の余地もないほどの三脚林、なんとか隙間に失礼して通過を待ちます。最初はどうしようもない曇り空だったのが時折日差しが差すようになり、皆の期待が高まります。しかし通過数分前にはまた曇り空、ISO100のフィルムが入った私のカメラでは撮影が厳しい明るさになりました。ついに汽笛が聞こえました。
するとなんと橋にSL会津只見紅葉号がかかる、まさに直前になって見事に晴れてくれました。これまで逆パターンはさんざん経験してきましたが、これは本当に嬉しかったです。ということで嬉しさを表現すべく壁紙サイズ（1280×800）にしてみました。
