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鉄道ネタ各種

05-06中国蒸機・朝の旅客列車

060101哈密通勤列車

さて、2006年の撮り初めは、大晦日に引き続き新疆ウイグル自治区・哈密近郊の三道嶺煤業です。
炭坑の東西のヤードを従業員用の旅客列車が朝と夜に往復するという海外サイトの情報を元に、前日列車が走ることを確認した上で、「まず始発をバルブ、日の出後に帰ってくるところをもう一発」というプランで夜明け前に哈密のホテルをバスで出発…したのはいいものの、前夜にホテルのすぐ近くで立ち往生したバスが真っ暗な道の途中で再びダウン、急遽手配された別のバスに乗り換えたころには戻ってくるところが撮れるかどうか、という時間になっていました。それでもなんとか東のヤードのホームらしきところには時間前に到着しました。
夜明けとともにやって来たのがマイクロバスを改造したようなレールバス。しかもはるか向こうのホームでも何でもないところで乗客を降ろしてしまいました。あっけに取られた私たちの後ろから今度は上游が有蓋貨車を引いて近づいてきました。上游がホームに横付けした次の瞬間、私たちはさらにあっけに取られました。
…これこそがここの"旅客列車"だったのでした。