土曜日開業となった、あいの風とやま鉄道沿線の入善町って中国新疆ウイグル自治区哈密市と姉妹都市なんですね。知りませんでした。ということで今回も哈密市・三道嶺炭鉱(Sandaoling Coal Mine)の蒸気機関車写真をご覧いただきます。
哈密といえば天山山脈、やはりここまで来たからには蒸気機関車と天山山脈の写真を撮らないわけにはいきません。そうはいってもモヤがかかる日もあって毎日見えるというわけでもありません。クッキリとはいかないまでも、今回の滞在中に撮れた山と蒸気機関車の写真をご覧下さい。
まずは1枚目、露天鉱を登り切って坑口(Kengkou)駅に入るシーンです。この位置は初めて訪問しましたが、露天鉱と山脈という三道嶺らしさが出ていて悪くない場所です。
天山山脈バックで有名な場所といえばこちら、北泉(Beiquan)鉱に向かう支線です。天山山脈を背景に、炭鉱に向けて高く煙を上げながら空車を推してゆきます(写真は後追い)。
炭鉱行きの列車は、空車の両数によってはご覧のようにプッシュプルになることもあります。二条の煙のシルエットが美しいです。
北泉から南駅に向かう列車は基本的に出発時以外ほとんど煙を出しません。ただ状況によっては途中で一瞬煙を吐くこともあります。この時は途中から煙を吐き出したので、慌ててダッシュをしてアングルに収まるところまで先に行って撮ったものです。いくら遅いとはいえ列車と競走するのはさすがに疲れました。
日にちは前後していますが、北泉線を夕日に向かって走る姿です。日没直前、汽車も夕方の色に染まります。