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鉄道ネタ各種

露天鉱夕景

151229 岩場バックで露天鉱を発車する蒸機

中国・哈密は三道嶺炭鉱(Sandaoling Coal Mine)、露天鉱の縁から30分ほど歩いて中心部の露天鉱部分近くにやって来ました。積み込み場所そのものは危険なので入らないようにということだったので、4線ある積み込み線が集まる場所から出発シーンを撮影します。

まずは一番北側の積み込み線を出発してきた列車の写真から。ごつごつとした露天鉱の縁のシルエットがまるで山のように見えます。

151229 露天鉱に降りる空車

この時はすんなりと入線してきましたが、露天鉱手前には駅というか信号所があり、積み込み線が空かない場合には返送の空車がここで待機をしています。前方監視の鉄道員が乗り込む先頭車がなかなかいい味を出しています。

151229 積み込み線遠望

4線ある積み込み線ですが、機械での積み込みか車での積み込みかで積み込みに要する時間は違っていて、必ずしも入線順に出発するとは限りません。立ち上がる煙の勢いを見て次にどこから出発するかを推測します。徐々に暮れてゆく夕空にウルムチ便の飛行機雲が延びてゆきます。

151229 残照の発車

日没後の残照の中を列車が発車してゆきます。紫色のスクリーンに煙もシルエットになって高く立ち上ります。結局この日はこれが最後の発車シーンになりました。

151229 残照に光る線路

撮影を終えて、残照が消える前に露天鉱から出ようと帰路を急ぎます。暗くなると道を間違えてしまいがちですので…