ここのところあまり鉄道ICカードについて書いていませんでしたが、その間にも南海電鉄と泉北高速でPiTaPaが7月からサービスインすることが発表になったり、国際自動車と日本交通のタクシーでSuicaが使えるようになったり(PDF)、いろいろ動きがありました。
そんな中、先日の"ITmedia"にPiTaPaでポストペイ方式を導入した経緯や今後についてのインタビュー記事が掲載されました(前編・後編)。設備更新サイクルとの関係や、サービス改善とコスト削減の両立、他業種とのポイント連携の意義など通り一遍の記事では出てこない話が多く、なかなか興味深い記事でした。横浜在住でPiTaPaは売っているのを見たことしかない私ですが、内容を見るとサービス面ではSuicaよりだいぶ進んでいる感じを受けました。記事曰く「関西人のお客さんが良質なサービスを育てた」だそうです。
来年関東私鉄で導入が始まるPASMOはSuicaとの互換性の関係もあってプリペイド+オートチャージ方式ですが、負けないようなサービスを期待したいところです。