会期が今日までということでPIE(フォト イメージング エキスポ)を見に東京ビッグサイトに行ってきました。今さらながらの感想ですが、もうカメラ業界はデジカメ前提に動いているんだなということです。展示品もそうですが、来場者が持っているのもほとんどがデジカメでした。発売発表から気になっていたタムロンの70-200mm F2.8のニコン用の仕様についても聞くことが出来ましたが、絞りリングなし、D40/60対応のモーター内蔵とのことで、完全にデジカメにシフトしているのが分かりました。
そんな中フィルム文化を守ろうという姿勢が強く感じられたのが富士フイルムです。もちろんエビちゃんのFinePixがメインではあるのですが、NATURAやVenusも強くアピールしていました。中でも注目はPMAで公開された新型6×7カメラのプロトタイプで、蛇腹式の折りたたみ型ということで初代のGS645を彷彿とさせるこのカメラ、年内には発売を予定しているとのことです。デジカメ全盛の中にフィルムカメラの新型を投入するフジの心意気を応援したくなりました。
おまけはマミヤブースで見たカラーバリエーションの645ProTLです。なんでも200台限定での復活だそうです。もちろん赤いのは他の色より(以下略)