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チャリティー鉄道写真展を見てきた

110430 西大塚駅正面

東日本大震災から1ヶ月半、直接被害のなかった各地でも観光客が激減し、特にもとから厳しい状況にあった東北のローカル私鉄はかなりの苦境になっているとのことで、合同キャンペーンなどで客を呼び戻そうと懸命になっています。

東北のローカル線に乗ろう 13社あすから合同催し

第三セクターなど東北のローカル線20社でつくる東北鉄道協会は29日、加盟13社による合同イベントを始める。東日本大震災の影響で減少する利用客を東北に呼び戻す狙い。8月末までの期間中、統一の乗車記念証を発行し、各社が独自のサービスを提供する。(中略)
東北のローカル線は一部で震災によって設備が損傷。特に岩手県沿岸を走る三陸鉄道盛岡市)は大半の区間で壊滅的な被害を受けた。被害の少ない地域でも観光客が激減し、会津鉄道会津若松市)は8月末までの団体予約533件の8割近くがキャンセルになった。

イベントを支援する東北運輸局は「自粛ムードが広がっているが、これを機に、多くの人に東北のローカル線を活用してもらいたい」と話す。(河北新報4/28記事より)

110430 写真展入口

そんな中、鉄道カメラマンの米屋浩二氏が音頭を取り、山形鉄道西大塚駅でチャリティー写真展開催を開催するというので、フラワー長井線乗車も兼ねて行ってきました。西大塚駅はご覧の通り大正年間の木造駅舎が残っており、そこの事務所スペースが展示会場になっていました。中では多くの鉄道カメラマンの小品が展示(一部は買うことも可能)されるとともに、路線の多くが津波被害に遭い復旧の目処も立たない三陸鉄道のグッズも同社支援のために販売されていました。

110430 駅近くの線路際

私が到着した時には雨だった西大塚駅、しばらくすると日が差してきました。せっかくなので駅近くの線路際をローアングルで一枚撮ってみます。ホーム横の桜も咲き始め、いよいよ置賜春本番といった感じです。写真展は5月5日までですので、機会があればぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。その際にはぜひ支援の意味も込めてフラワー長井線の利用をお願いしたいところです。土休日フリーきっぷ(1000円)が便利です。なお、写真展詳細は米屋氏のブログをご参照下さい。