代官山での線路切り替えを遠巻きに見物した後再び渋谷に戻り、今度は初めて地下駅を出る東横線始発列車を待ちます。1時間ほど待てばいいとはいえ夜明け前の街は冷え込んでいます。
渋谷に戻ってヒカリエ前を通りがかると、まだ開いていない駅入口に行列ができています。てっきり記念乗車券かなにかかと思って宮益坂下の横断歩道を渡ると、こちらの入口にも行列ができています。どこまで続くかとたどっていくと、なんと宮下公園横の歩道橋近くまで続いています。どうやら始発電車に乗るためだけに並んでいるようで、本当に驚きました。
始発10分ほど前に開いて入った新しい東横線ホームには、とても5時とは思えない人が出ていました。始発列車はおそらく直通前に副都心線に入っていた東急5000系で、入線してくると一斉にカメラが向けられます。結局この後3分ほど遅れて発車した始発列車に乗って帰ったのですが、いつの間に寝ていて危うく乗り過ごすところでした。
当たり前ですが駅名票や案内も副都心線と東横線のマークが仲良く並ぶようになりました。後ろに見えるのは始発前に切り替え区間を走った下り試運転列車です。3時間ちょっとで線路切り替えから試運転まで無事完了、関係者の皆様お疲れ様でした。