最大45日というバッテリーの保ちから一部で話題の格安スマートウォッチAmazfit Bip、GPS内蔵でログが取れるというので今回買ってみました。スマートウォッチとしてのレポートはいろいろあるのですが、写真撮影時のGPSロガーとして使えるか興味があったのです。
一つ勘違いしていたのは、GPSログを取るには「Activity(活動量計)」モードから画面が動かせないため、時計としては見づらくなることでした。時計表示でGPSログが取れるようになればありがたいのですが。
ということで実際にActivityモードでGPSログを取ってみました。とりあえずは「Outdoor running」での記録です。上の地図で赤い線がAmazfit bip、青い線が同時に記録したGarmin eTrex 20になります。たまたまなのかもしれませんが、こうして見るとeTrexに負けていない印象です。
apps.apple.com (2020−06−07追記)ここから下の記述は2020年現在では改善されています。上記の純正スマホアプリ「Amazfit Watch」で書き出したアクティビティのGPXは、他のソフトでそのまま使えるUTCベースとなっていました。
(以下当初の投稿)
ちなみに純正のスマホアプリ「Mi Fit」でGPSの軌跡を見ることができますが、gpxファイルとしてログデータを書き出すことはできないため、iPhoneの場合では「AmazTools」というアプリを使う必要があります。またAmazToolsから書き出されるgpxファイルはUTC(協定世界時)ではなくタイムゾーン付きのため、私が使っているMacアプリの「MyTracks」では9時間進んで表示されてしまいました(+0hにしたら正しく表示された)。そのあたりに気をつければ、バッテリーの保ちの長さからGPSロガーとしても使えると思いました。
もちろんスマートウォッチですので、スマホからの通知も受け取ることができます。このようにベイスターズの試合経過もバッチリでした…。
(2018-10-21追記)
前述の時間帯のズレ、タイムゾーン付きの日時、例えば
「2018-10-20T20:56:25+09:00」
を、UTCベースの
「2018-10-20T11:56:25Z」
と修正するのが根本的な解決方法になります。私の場合は「GPSBabel」というソフトを使って別名のgpxファイルに変換することで修正出来ました。