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フライトのGPSログをFlightradar24から取り込む

今回はごく一部の需要に応えるだけの話を備忘を兼ねて書いておきます。

私は旅行に行ったときは必ずGPSログを取るようにしています。旅の記録というのもそうですし、デジタルカメラで撮った写真にGPSログ(GPX形式)から位置情報を付加したいということもあります。
そのため飛行機でも窓際の席を選ぶのですが、JALANAの主力になってきたボーイング787だと全くGPS衛星を捕捉できず困っていました。

最近、世界の旅客機をリアルタイムで追跡できるサイトとして有名な「Flightradar24」からGPSログを取り込む方法がAdobe のユーザーフォーラムに書かれていることを知り、羽田から福岡まで乗ったフライトのログで試してみました。

community.adobe.com

上記の記事がいつ消えるか分からないので日本語でも手順を書いておきます。

  • Flightradar24の有料プランに登録

Flightradar24の有料プランは3種類ありますが、一番安い「Silver」で十分だと思います。月額180円でiPhoneアプリからでも課金できます。

www.flightradar24.com

  • フライトのKMLファイルをダウンロード

ここからはパソコンが必要になります。
便名をFlightradar24で検索、自分の乗った日の軌跡のKMLファイルをダウンロードします。Silverプランだと遡れるのは過去90日分なのでダウンロードは早めに。

  • GPX形式への変換

KMLファイルはGoogle Earth用のファイルなので、Lightroomで使えるGPXファイルに変換します。Windows/Mac/Linuxに対応したソフト「GPSBabel」がおすすめです。Macの方が最初に使う時はCtrl+クリック(または右クリック)から開いてください。

www.gpsbabel.org

ただし、元のKMLはすべてウェイポイントでの記録なので、単純にGPXに変換しただけでは、線ではなくすごい数のポイントとして表示されてしまいます。下の画面を参照してウェイポイントをトラックに変換、そのウェイポイントを削除する設定で変換してください。


一部の方の役に立てば幸いです。