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GW690IIで撮った1994年の北海道

今から30年前の1994年7月31日に函館本線・塩谷〜蘭島を走る「C62ニセコ」号、集合写真用カメラという色合いが強かったフジGW690IIで撮ったものです。 使う機会があまりなく結局手放してしまいましたが、さすがの6x9判、デジタル時代でも十分な画質です。ピクセルシフトが使える機材を手に入れたのでデジカメで複写してみました。

C62ニセコの前の普通列車は縦位置で撮っていました。今回掲載写真はすべてEktachrome Panther 100(PRP)での撮影です。コダックがフジのVelvia対抗で出したフィルムということもあり、いい感じに鮮やかです。どれもデジタルで色調はいじっていません。

こちらは前日の1994年7月30日、丸瀬布森林公園を走る雨宮21号です。この時はまだ遊覧鉄道の色合いが強い客車でしたね。1995年で運行終了のC623とは違い、こちらは30年経った今でも走ってくれていてありがたいです。

最後は1994年12月、今はなき深名線、朝の朱鞠内駅に停車中の5731D列車です。廃止が1995年9月でしたから、その半年ちょっと前ということになります。

koboshi.tokyo

GW690IIについては後継機も含めて富士フイルムの公式ページには記載がなかったので、紹介しているブログ記事を引用しておきます。 35mmフィルムの画像だと今のデジカメに比べて画質がだいぶ落ちるので、写真を見ていても過去のものという感じが強いのですが、今のデジカメと画質に大差がない写真だとなんだかつい最近のように感じてしまいます。中判カメラ、いいですよ。