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再び列車が走り始めた会津川口へ

111203 会津若松停車中の会津川口行き4431D

先週土曜日(12/3)、7月末の豪雨被害で運行見合わせとなっていたJR只見線会津宮下〜大白川のうち、会津宮下会津川口の運行が再開となりました。毎年のように只見線、特に会津川口にはおじゃましていたこともあり、さっそく訪問することとしました。

川口運行再開後の会津口ダイヤは、元々のダイヤを若干調整した上で小出行きを会津川口折り返しにしたもので、列車の場合どうやっても会津若松13時10分発にしか間に合いません。それならばと東北本線普通列車で北上することにしたのですが…この日はいきなり早朝に蓮田付近の踏切でトレーラーが立ち往生、結局会津若松に着いたのは14時過ぎでした。13時10分の次の只見線はいきなり17時01分発、運行再開初日に会津川口まで乗ったは乗ったのですが、当然車窓は真っ暗、到着後すぐに折り返しの19時05分発上り最終列車となって発車になったため、会津川口ではホームから出ることすらできませんでした。

111204 本来下り列車とここで交換するはずの4426D

さて、一夜明けた日曜日、会津川口を今度はちゃんと訪問するため、会津宮下の宿「ふるさと荘」を出て駅に向かいます。ここから9時12分発の下りに乗る算段です。やがて交換の上り列車が到着、下りホームで写真を撮りながら待っていると…なんと「下りは来ないよ」との駅員さんの声。この日は強風で会津盆地で徐行運転となり、この写真の上り列車が45分後に会津坂下に着くまで下り列車はこちらには来られないとのことでした。結局列車は90分遅れ、会津川口には1時間ちょっとだけの滞在になってしまいました。

111204 会津川口駅ホームから見た只見川

駅前のおふくろ食堂を久しぶりに訪問、食事をして駅に戻るとそれほど時間は残っていません。ホームに立って只見川を見ると何だか景色が違います。以前は見えなかった岩肌がくっきりと見えています。なんでも水害でダムが水を貯めなくなり、水位が大きく下がったためだそうです(2009年11月19日のエントリーの写真と比較してみて下さい)。確かに車窓から見える川もみなそんな感じでしたし、途中の鉄橋もすぐ近くに中州が姿を現していたりと、川の景色があちこち変わっているのは確かでした。三つの鉄橋が流された川口から先の復旧もはっきりした目処は立っていないようです。しかし、それでもまた只見線は再訪するつもりです。次こそは川口でちゃんと時間が取れればなと思います…