昨年11/23から2/24まで金・土・日に一般公開されている京成電鉄の旧博物館動物園駅、土日はかなりの人気ぶりと聞いていて、終わり間際ではさらに大変なことになるだろうということで先日出かけてきました。
上野駅から上野公園を抜けて博物館動物園駅に向かいます。整理券配布開始の10時にはかなりの行列ができていて、朝の回から順番に配布していくと、残ったのは15時以降になっていました。それでも最初の頃よりは余裕があるようですね。
今回の公開は上野周辺を舞台にした文化芸術事業「UENOYES」のプログラムの一つとして行われたインスタレーション「アナウサギを追いかけて」としてのものなので、駅舎内が一つの作品となっています。
ということで、駅入口を入るといきなり巨大なアナウサギが出現、一生懸命地下に潜ろうとしています。
中には案内役のウサギがいて、駅の歴史のスライドショーから始まって展示作品の紹介までをしてくれました。
改札階への広い踊り場が作品展示スペースとなっています。音楽が流れる中、キノコの生えた椅子をモチーフにした作品や動物(含む人間)の骨格標本模型が展示されていました。
もちろん駅舎建物も見てきました。駅入口天井のドームが美しいです。
私たちが入れるのは作品が展示された踊り場までで、境に設けられたガラス越しに改札階を見下ろします。ホーム階はここからさらに階段を降りたところなので、列車は全く見えません。それでも通過ごとに音と振動は伝わって来て、ここが駅であることを強く感じさせます。