羽田空港アクセスの東京モノレールは第3ターミナル近くで多摩川沿いを走るので、対岸の神奈川県から撮影することが出来ます。以前浮島橋から羽田空港第3ターミナル駅の整備場駅側を走る姿を撮影した写真をご覧いただきましたが、今回は天空橋駅側を走る姿、川崎キングスカイフロント脇の川岸からの撮影になります。
モノレールの手前に見える桟橋は空港の船着場で、船が泊まっていれば面白いと思ったのですが、残念ながらみなとみらい行き、お台場行き、どちらの定期航路もコロナ禍の需要減少で運行休止中でした。
1枚目の写真は復刻塗装編成で、こちらは東京オリンピック・パラリンピックを記念して2020年3月から9月までの運行予定だった「キッズギャラリー号」です。 手前に工事用の台船がなければもう少しすっきり撮れたのでしょうが、この日は残念ながら動く気配がありませんでした。
視線を少し左に移すと、トンネルに入る直前のモノレールを第3ターミナル北側の搭乗ゲートに駐まっている飛行機を背景に入れて撮ることができます。ただ、地下に潜る直前なのでちょっとアングルは厳しいですね。
東京側には未来的な空港とモノレール、神奈川側では潮干狩りという、県境らしいコントラストが印象的なこの場所ですが、連絡橋が2021年度内開通に向けて建設中です。橋には歩道もできるそうなので、モノレール撮影に新しいアングルが出来そうです。
(2021.07.08追記)連絡橋の名前が「多摩川スカイブリッジ」に決まりました。