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廃線跡から桜と南武線

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今年も桜前線はあっという間に過ぎてゆきました。休日と開花と天候を見ながら今年撮れたのは南武線・府中本町と分倍河原の間、清水下小路の桜です。まずは桜を大きく入れて上り列車を後追いで撮影します。

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そして下りも撮影します。土曜日ということで運転はありませんでしたが、このアングルで貨物列車も撮ってみたいところです。

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ところで撮影場所のこの跨線橋、橋自体は架け変わっているそうですが実は旧・下河原線跡なのです。私も現地に行って初めて知りました。

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下河原線跡は武蔵野線の線路敷として再利用された部分以外の大部分が「下河原緑道」として整備されています。途中にはこのように説明看板もありました。

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今昔マップ on the web」で作成した下河原緑道の地図がこちらです。左が1967年(昭和42年)、右が現在です。終点の下河原駅近くから多摩川に向かって延びている支線跡は残念ながら建物敷地になっていますが、それ以外は旧・東京競馬場前駅までの支線まで自転車でもたどることが出来ます。

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先ほどの看板そばの交差点には当時のレールがそのまま残されています。廃線跡のシンボルとして改めてレールを埋め込む例は多く、この緑道でも何カ所かありましたが、やはりそのまま残してくれるのが一番です。