連休の北海道旅行、最終日に訪れたのは夕張市にある大夕張鉄道（三菱鉱業大夕張鉄道線）旧・南大夕張駅跡です。
ここでは大夕張鉄道の車両がホーム跡に保存されています。除雪車キ1が機関車のように先頭に立った編成です。
編成のうちスハニ6が公開されていたので見学させてもらいました。荷物室側に大夕張鉄道に関する展示、客室側が当時の姿を残した保存という形になっています。
車両が綺麗に整備されているのはこちら「三菱大夕張鉄道保存会」のおかげです。車内にも活動案内の紹介がされていました。
南大夕張ではないのですが、大夕張鉄道の始発である清水沢駅には1987年8月23日に来ていました。よく下調べをせずに夏休みにやって来たら1ヶ月前に廃止となっていてがっかりした覚えがあります。
大夕張鉄道の旅客列車が発着していた駅舎側ホームのレールはそうそうに剥がされていました。バスで南大夕張に行けばまだ車両が残された光景を見ることが出来たでしょうから、予定を変えて廃止された鉄道を見に行くという考えが頭に浮かばなかったのが悔やまれます。
一部の方々の需要に応えて南大夕張駅跡近くにある夕張シューパロダムの画像も載せておきます。真新しいダムからの放流と夕張岳の対比が美しいです。
